九条の会
「九条の会」は,2005年6月10日,「思想・信条・立場のちがいを乗りこえて,『九条を守ろう』,『世界平和のために手を結びあって行こう』という井上ひさしさん以下9名の人たちの呼び掛け(九条の会アピ−ル)に応えて集まった人たちにより,発足した会です。
その後,この呼び掛けが,日本各地の自治体,階層,団体の間に広がり,いまでは全国に7000を超える「九条の会」が組織され,さまざまな活動が行われています。
現在,毎年定期的に「全国交流集会」が開かれ,全国各地の会員の人たちが、さまざまな活動の経験を共有しあっています。

「九条の会」呼びかけ人 (敬称略)
井上 ひさし(作家) 梅原 猛(哲学者) 大江 健三郎(作家) 奥平 康弘(憲法研究者) 小田
実(作家)故人
加藤 周一(評論家) 澤地 久枝(作家) 鶴見 俊輔(哲学者) 三木 睦子(国連婦人会)

「九条の会」による「呼び掛け」の趣旨に賛同する人たちが集まり,2005年1月より,毎月9日の午後3〜4時に伊勢原駅南口で街頭宣伝と署名活動を行うとともに,毎月第3月曜日に世話人会を開き,またこの間に3回ほどの学習会をもつなどして会発足の準備を進めてきました。
以後,同年9月17日(土)シティプラザ1階のふれあいホールに,「九条の会事務局長」の小森陽一さんを記念講演の講師に招き,正式に「九条の会いせはら」として発足しました。
以来,毎月9日午後の伊勢原駅南口での街頭宣伝・署名活動と,毎月第3月曜日の世話人会が欠かさず続けられています。合わせて,「憲法」に関係するそのときどきの社会的な話題を取りあげ,学習会を企画しながら,市民とともに「憲法九条を守る」意味を学び合い,今日に至っています。また,憲法改悪での「国民投票」を意識し,次期時代を担う,高校生・大学生などの青年層へも含めて、幅広く多くの人たちへのアプローチを積極的に行っています。
『九条の会いせはら』は、戦争の永久放棄が明記された『平和憲法九条を守る』を
スローガンに、伊勢原市民の有権者の過半数を目標にした会員拡大,署名を得る
ことを目指して、日々活動しています。
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